病理の仕事は患者さんの目にほとんど触れませんが、重い責任を担う縁の下の仕事です。主治医を助け、常に最善の診療を指し示す良き医学のガイドでありたいと思っております。

診療内容

組織診断

顕微鏡を駆使して細胞を調べ、患者さんを悩ます病気の正体を明らかにし、主治医を助けています。

術中迅速診断

執刀医に協力して手術中に短時間で組織診断を行います。また、癌がきちんと取り切れているか、リンパ節に転移がないかを調べます。

遺伝子診断

癌細胞の遺伝子を調べて化学療法の効果を予測することもできます。

細胞診

人間ドック健診センターや産婦人科との連携により、癌の早期発見に努めています。

特徴、特色

病理医の人数は少なく(約2,600名)、多くの病院は外部の検査センターに病理診断を依頼しています。しかし、当院は専任の常勤病理専門医の勤務する数少ない総合病院です。