注意点

病院敷地内:禁酒・禁煙

ノンアルコール飲料も電子タバコも、パッケージ等の見分けがつかず誤解を生じやすいため、持ち込みを禁止しています。

電話による取り次ぎ

電話による患者様に関しての照合やお取り次ぎは応じておりません。
入院前に、ご家族や勤務先等へあらかじめご連絡をお願いします。

持ち込みを禁止しているもの

  • 危険物(はさみ・ナイフ等) 
  • ペットなど動物
  • 宗教祭具 ※ 院内での宗教活動や各種の広報等は、禁止となっております。
  • 生花 ※ アレルギー誘発・害虫発生などの予防から、持ち込みはご遠慮ください。
  • 他の患者様及び病院スタッフに迷惑となると判断したもの

感染防止対策

当院では、院内感染予防のため、全ての職員が医療行為前後に手洗いや手指消毒を実施しています。入院中は普段よりも身体の抵抗力が弱まることがあります。
院内感染を予防するために以下の点について、皆様のご協力をお願いいたします。

手洗い・手指消毒

※廊下に設置された手指消毒剤をご利用下さい。

  • 病室に出入りする時
  • 食事の前
  • トイレの後
  • 咳やくしゃみをした後(痰や鼻汁に触れた後)

マスクの着用・咳エチケット

  • 咳やくしゃみがある時

※マスクはご自身でご用意ください。
※感染症の多い季節では、常時マスクの着用をお願いする場合があります。
※使用後のティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

個室への移動・面会制限のお願い

耐性菌(お薬の効きにくい細菌)や感染症が確認された場合は、抵抗力が落ちた方への感染を防ぐために以下の対応をさせていただく場合があります。

  • 感染対策の表示
  • 個室への移動
  • 医療従事者の手袋・ビニールエプロン・マスク・ゴーグル等の着用
    ※ご家族にも感染予防にご協力いただきます。
  • 面会制限(一部の感染症)

医療安全対策

転倒転落

入院中は、生活環境が入院前とは異なります。また病状に、治療、投薬の影響など、生活動作に影響を及ぼしているため、思いがけず転んでしまうことがあります。
転ぶことによる怪我により入院の延長や、生命に危険を及ぼす場合があります。

転んでしまう主な原因

  • 不慣れな環境で傷害物が見えにくい、段差等に気づきにくい。
  • 治療のための管に気を取られ足元等に注意が及ばない。
  • 手術や治療による安静により筋力が低下する。
  • 病状によるふらつきなどがある〔貧血、発熱など〕
  • 睡眠薬、痛み止め、利尿剤、下剤等の影響

など多くあります。

当院では転倒転落される患者さんのデータより抽出した項目をチェックし、
転倒転落を起こしやすいかどうか数値化しております。〔2018-2019年のデータより〕

  1. 転倒転落を起こす可能性はある (7%)
  2. 転倒転落をおこしやすい (40%)
  3. 転倒転落をよく起こす (53%)

転倒転落を起こさないためのお願いと注意点

  1. 普段と違う身体状況であることを念頭におき、看護師から移動時は看護師に声をかけるよう説明されている方は、必ずナースコールで看護師をお呼び下さい。
  2. 普段から使っている杖、履き物、眼鏡等を使用しましょう。(杖や履き物は素材によって、滑りやすかったり、身体状況により合わない場合も有りますので看護師にご相談ください。)
  3. 廊下やトイレなど、濡れている場合がありますので注意しましょう。
  4. 消灯後は足元が暗くなるので、手元の常夜灯を利用し、目が慣れるまでは行動しないように
    しましょう。
  5. 転倒転落の可能性が高い場合、患者さんに合わせた様々な介護用具を使用する場合があります。
    使用する際ご家族にご説明させて頂きます。
    (安全を優先致しますので事後のご説明の場合も有ることをご了承ください)
  6. 介護用具は治療を行う時に必要な場合も使用する場合があります。

万が一、他患者さんの転倒転落を発見したら、すぐに看護師をお呼び下さい。

アレルギーについて

食物アレルギー、薬物アレルギー、その他のアレルギーがある方は、必ず看護師に申し出てください。

患者誤認防止について

入院患者さん全員にリストバンドの着用をお願いしております。
点滴、検査、手術、輸血など治療時の患者確認に使用させて頂いております。消灯後も安全のため点滴等の交換時に確認させて頂くことがあります。
病院には同姓の方や似た名前の方がいらっしゃいますので、リストバントと合わせて、何度もお名前をお答え頂くことがあります。ご協力お願いします。

ご自身の治療について

医師から説明や同意書記載を求められることが多々あります。説明にご同意頂いた上で署名をお願いします。
治療や検査で分からないことがありましたら遠慮せず、主治医や看護師におたずね下さい。