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令和7年度より、肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンの助成金額が変更となります。
ワクチンの効果や必要性、費用などもあわせてご紹介します。
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肺炎球菌は、肺炎を引き起こす細菌の1つです。日本では毎年120万人以上の方が亡くなっています。死因として肺炎は、1位のがん、2位の心疾患に次いで、第3位となっており、肺炎で亡くなる方は年間約12万人に及びます。肺炎で亡くなる方のうち96.8%は65歳以上の高齢者です。
この原因として、加齢によって免疫機能が低下するため、感染症にかかりやすくなることが挙げられます。これを受けて、平成26年10月より高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種が施行されました。
定期接種の対象となるのは、1回のみです。この1回で効果は5年以上続くといわれています。
その後の再接種に関しては、何回受けなければいけないという決まりはありません。不安のある方やリスクの高い方は再接種を行うことも可能ですが、その場合は任意接種として、経済的負担が少しかかります。
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帯状疱疹は、脊髄の神経節に潜伏している水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが再び活動し始めることで発症します。最初にピリピリとした刺すような痛みが現れ、その後、帯状の(帯のような形で)小さな水ぶくれと発疹ができます。
水ぼうそうにかかったことがある人はすでに水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を持っていますが、年齢とともにその免疫は弱まります。そのため、改めてワクチン接種を行うことで免疫を強化し帯状疱疹を予防します。
これらのワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、発症しても症状が軽くすむという報告があります。
帯状疱疹の発症率は年齢とともに上昇します。50歳を過ぎると増加し始め、60代、70代とさらに高くなっていきます。 また、年齢が上がるにつれて、帯状疱疹後神経痛(PHN)になるリスクも高まります。そのため、帯状疱疹そのものを予防することが重要です。
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≪肺炎球菌ワクチン≫(予診票が届きます)
【接種期間】令和7年4月1日~令和8年3月31日
【対象者】
①接種日現在、大田区に住民登録のある65歳の方
※65歳の誕生日の前日~66歳に至るまで定期接種として接種を受けられます
②接種日現在、60歳以上64歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で身体障害者手帳1級をお持ちの方
※現在59歳の方は、60歳の誕生日の前日から定期接種として接種を受けられます
【接種費用】大田区:4,000円/他区:予診票に記載の金額
≪帯状疱疹ワクチン≫
●定期接種(予診票が届きます)
【接種期間】令和7年4月23日~令和8年3月31日
【対象者】過去に大田区の助成を使用して帯状疱疹予防接種を受けたことがない、以下の年齢の方
①令和8年3月31日時点で、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の方
②60歳以上64歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害手帳(1~4級)をお持ちの方
【接種費用】生ワクチン「ビケン」:4,000円×1回/不活化ワクチン「シングリックス」11,000円×2回
●任意接種(予診票は届きません)
【接種期間】令和7年4月23日~令和8年3月31日
【対象者】接種日現在、大田区に住民登録のある50歳以上の方
【助成金額】ワクチン「ビケン」:4,000円×1回/不活化ワクチン「シングリックス」11,000円×2回まで
※接種費用は医療機関ごとに異なります。当院で接種ご希望の方はお電話にてお問い合わせください。
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いずれのワクチンも予約制となっております。接種希望日の1週間前にはご予約ください。
ご不明点などございましたら、いつでもお問い合わせください。
大森牧田クリニック 広報委員