ブログ 牧田総合病院

 皆さんこんにちは。リハビリテーション部 理学療法士のAです。

 牧田総合病院では、心不全の知識の理解、予防を目的に、大田区蒲田地域の皆様にむけて、理学療法士による心不全教室を開催しました。今回は10名の方にご参加いただきました。心不全は、日常生活における予防と自己管理が重要とされています。地域で安心して生活を続けていただくためにも、継続的な支援が大切であると考えています。

 教室では、心不全の基礎知識をクイズ形式で学びながら理解を深めていただき、体調変化に早く気づくためのセルフモニタリングについて説明しました。セルフモニタリングでは、体重・血圧・心不全症状の確認の重要性をお伝えし、自己検脈と血圧測定の方法については、実際に体験していただきながら理解を深めていただきました。ご自身で体調変化に気づくことの大切さを共有しました。

 また、日常生活の中で無理なく取り入れられる簡単な運動を紹介し、安全に活動量を保つためのポイントや運動を継続するコツについてもお伝えしました。参加者の皆様はもともと健康意識が高く、熱心に耳を傾けてくださり、運動に関しても積極的な質問が多くみられました。

 さらに、心不全セルフケア評価尺度を用いて、心不全に関する知識、日常生活での管理状況、心不全症状の認識、周囲の協力体制について確認しました。その結果、症状と心不全の関連づけが十分でない場合もみられ、早期受診が遅れる可能性があることが課題として明らかになりました。
 教室後のアンケートでは、心不全の原因や症状、予防、減塩、運動の必要性に加え、セルフケアとして体重や血圧を継続して管理することの重要性について理解が深まったとの回答が得られました。これらの結果を、今後の指導内容の改善を含めた継続的な支援につなげていきます。

 適切な自己管理と運動習慣の継続は、心不全予防や生活の質の維持・向上に寄与すると考えています。
 今後も牧田総合病院では、理学療法士として予防の視点を大切にしながら、地域で安心して生活を送れるよう支援を継続してまいります。

 ご参加頂いた地域の皆様、誠にありがとうございました!

広報委員会 リハビリテーション部 A