ブログ 大森牧田クリニック

気温も下がり、寒さを感じる今日この頃ですが、皆様お体の調子はいかがでしょうか。
今回は診療とは少し離れた内容になりますが、夜空のお話を書かせていただこうと思います。

東京都大田区付近では、冬に夜空を見上げてもオリオン座やシリウスなど明るい等級の星が中心になってしまいます。しかし、多摩川河川敷や広い公園など暗い場所へ行くと、もう少し多くの星を見ることができます。
ただ星空を眺めるだけでも楽しめますが、12月13日〜15日には「ふたご座流星群」が見頃を迎えます。2025年は月明かりの影響もなく、流星を観測しやすい絶好の機会です。

流星を見る際のポイントは、

  1. なるべく暗い場所に行くこと
  2. 明るい街灯などを視界に入れないこと
  3. 流星を探そうと目を凝らすのではなく、リラックスして夜空全体を眺めること
    この3点に加え、防寒対策がとても大切です。できるだけ暖かい服装を整え、カイロや温かい飲み物などを用意して観測に挑んでみてください。

下の写真は、数年前にオリオン座流星群を撮影した一枚です。天体観測では通常、無駄な明かりを出さず静かに過ごすことがマナーですが、明るく長い経路を描く流星が見えると、周囲から「おおっ」といった歓声が上がることもあります。
また、2枚目の写真のように、流星群とは関係のない明るい流星が偶然写り込むこともあります。流星は一期一会です。時間のあるときに夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

☆富士山とオリオン座流星群

☆富士山と天の川

☆初冠雪を迎えた富士山とオリオン座

☆富士吉田市の夜景と富士山

首都圏では光害の影響でなかなか綺麗な夜空を見ることは難しいですが、旅先など街明かりが少ない地域へ行かれた際は四季折々の星空を楽しんでいただければと思います。

事務員:F