昭和大学病院との産科分娩セミオープンシステムについて

産科分娩セミオープンシステムとは「普通の妊婦健診は近くの産婦人科で、お産は総合病院で」というシステムです。アメリカではこうしたシステムが常識化していますが、今後日本でも主流になると予想される診療スタイルです。

平成22年6月より、当院と、東京都指定の母体救命対応総合周産期母子医療センターである昭和大学病院では、セミオープンシステムを開始しました。“城南すこやかネットワーク”と命名されたシステムで、このセミオープンシステムを使用して、昭和大学病院で分娩を希望される方に、当院で妊婦健診を行い、医療体制が整った昭和大学病院(分娩施設)で安全・安心な出産をすることができます。

妊娠初期に当院を受診していただき、最後の生理(月経)開始日および生理(月経)周期から、妊娠週数および予定日を確定し、昭和大学での分娩を予約します。ただし、昭和大学病院は、分娩制限を行っていますので、生理が遅れて妊娠反応陽性の方は早めに受診してください。生理予定日より13日目までに受診していただければ、昭和大学病院での分娩予約は確保できます。

健診施設の長所 ちょっとした事でも質問しやすい
詳しく説明してくれる
外来時間が長く、受診しやすい
家から近いので便利
子供さんも一緒に連れてこれる など
周産期センターの長所 施設・スタッフがそろっていて安心
母体胎児集中治療室(MFICU)があり、ハイリスク妊娠の周産期管理が出来る
新生児科、麻酔科、救急救命科などで母体や新生児の緊急事態に対応できる
特殊な検査・処置・治療が出来る  など




“城南すこやかネットワーク”における妊婦健診の流れ”

妊娠中の妊婦健診は基本的に健診施設(クリニック)で行いますが、妊娠11-12週の健診、および20週、30週頃の精密胎児超音波検査の3回は、昭和大学病院を受診してください。

健診施設(クリニック)での健診中に異常が見つかった場合や、もともと妊娠・分娩にかかわるリスクが高いと判断される場合、妊婦健診は昭和大学病院で行うことになります。

妊娠36週以降から産後1ヶ月健診までは、昭和大学病院で管理します。

このシステムを利用していただくことにより、各々のメリットを十分に活用していただくことができます。

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