社会医療法人財団仁医会 おおもり語らいの駅の情報をお届けします

運営団体:社会医療法人財団 仁医会について

>社会医療法人財団仁医会理事長  荒井 好範 

>牧田総合病院 病院長  小谷 奉文 

>地域ささえあいセンターセンター長  澤登 久雄 

全世代対応型地域包括ケアシステムの具現化を目指します

当法人は約80年もの長きにわたって地域と共に歩み「地域医療」の中核としての責任を果たしてきました。
以前より住み慣れた地域で生活するためには『地域包括ケアシステム』*の実現が大切と言われています。
その『地域包括ケアシステム』実現の為の病院の役割は何でしょうか。
病院は病気を診る場所のみではありません。
人々が、住み慣れた地域で切れ目なく最高の医療、看護、介護を提供し、安心して生活する地域にすることが病院の役割です。
さらに昨今は、地域包括ケアシステムをさらに深化させた「地域共生社会」の実現が望まれています。
これまでの日本の福祉サービスは、高齢者、児童、障害者など対象ごとに発展してきた縦割りとなっていますが、「地域共生社会」では、対象者を問わずに誰もが通い、福祉サービスを受けられ、あるいは居場所とも言える場が身近な地域にある『全世代対応型地域包括ケアシステム 』の実現が必要です。
我々の病院は救急医療を核とした高度の急性期医療を提供するのみで無く、地域の方を支えるために『地域ささえあいセンター』を設立しています。
このセンターは病院と患者、患者以外の地域の方との接点を提供する部署です。
この『地域ささえあいセンター』が主導となり、2017年『おおもり語らいの駅』を開設しました。
高齢者、障害者、子育てママ、児童など誰もが分け隔てなく集まり、支え合い、支援を受けながら、ときには支え手に回り、あるいはともに支え合う、地域住民の参加の場です。
開設後すでに5000名以上の方が参加されています。
『おおもり語らいの駅』を通じ、地域コミュニティの活性化を望みます。
皆さん是非遊びに来てください。楽しいですよ。

2018年6月

社会医療法人財団 仁医会 理事長 荒井 好範

社会医療法人財団仁医会理事長 荒井好範

 

 

 

「まちのみんなの保健室として」

当法人の新しい施設として、2017年5月に誕生した「おおもり語らいの駅」を紹介させて頂きます。

現在国を挙げて推進されている「地域包括ケアシステム」はご存じでしょうか。

可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制を構築しようというものです。

そのひとつとして、これまで高齢者に対する地域でのコミュニティの場は比較的提供されていますが、困っている方々はなにも高齢者ばかりではなく、例えば若いお母さんや小さなお子さんもいろいろな悩みを抱えています。

「おおもり語らいの駅」は、すべての年齢層の方々に利用して頂けるようなコミュニティ施設で、全国的にもこのような取り組みはまだ少なく、特に病院が主体的に併設しているというケースはまれだと思います。

今日は○○教室があるので行ってみようかとか、時間があるのでちょっと立ち寄ってみようかというような軽い気持ちで利用できる施設となっています。

オープンから1年を経て利用して頂いた人数は、3月末時点で5000名を超えています。特記すべきは20歳から64歳までの利用者数1660名で全体の32%、小学生以下の利用者数1439名で全体の28%に上りました。

おおもり語らいの駅でいろいろな年代の方々が出会い、日常ではなかなか一緒にお話しする機会もなかった人たちに会話がはじまることで、いろいろな人の気づきも生まれ、そこに新しいコミュニティが誕生します。

現在気軽にカフェやランチとして利用して頂いたり、ちょっとした講座があったり、まちのみんなの保健室として利用して頂いたりしています。

また病院併設ならでは?!病院の各科医師が、いろいろな病気についてお話しする機会もあります。とても身近な雰囲気の中で行われ、普段なかなか医師に聞きにくいような疑問も、気軽に相談できてしまうアットホームな勉強会になっています。

「おおもり語らいの駅」も2年目となり、さらに私どもと地域のつながり、また地域の皆様どうしのつながりが大きく広がっていくことを願っています。

これからも「おおもり語らいの駅」を宜しくお願い致します。

 

牧田総合病院 病院長 小谷 奉文(こたに ともぶみ)

牧田総合病院病院長 小谷 奉文

 

 

 

おおもり語らいの駅を誕生させた私たちの思い・・・

病院で働く私たちがたびたび感じていたやりきれない思い・・・、「どうしてこんな状態になるまで放っておいたんだろう・・・。もっと早く病院に来ていれば・・・」

専門職が必要なのに、自分では私たち専門職がいる場にたどり着くことができず、ギリギリの状態となって病院に運ばれてくる人たち・・・。

一人暮らしの高齢者、子育て中の母親、定年を迎えた男性・・・。このような人たちの多くが地域とのつながりを絶ち、自身の異変を誰にも気づかれずに暮らしているのです。

私たちが暮らし、働く大都市部東京は、近所付き合いや人間関係が希薄な傾向にあり、

自分で意識的に関わりを持たなければ、容易に孤立してしまうという特徴があります。よほど自分自身で意識しなければ多世代が交わる機会というものはほとんどないのが現状です。

そんな人たちがいろいろな目的で集まり、食を介して、物を介して交流が生まれ、まちに循環を生み出し、活気ある地域になること。それを実現するために、おおもり語らいの駅を誕生させたのです!

 

まちづくりに『病院』ができること

本来の病院の役割はケガや病気を治療すること。でも、見方を変えればこの病院というハコモノの中には様々な分野の専門職がいる人的資源の宝庫とも言えます。
この人的資源の宝庫である病院が、けがや病気を治療するだけの場ではなく、地域の健康を支える拠点になることはできないのだろうか・・・?この思いが、私たちをおおもり語らいの駅オープンへ向かわせた出発点!

病院で働く私たち専門職の本来の役割は、『人がより良く生きることを医療の面からサポートすること』!この場所を通して病院ができることは2つ。

➀ 一人ひとりが、自分のカラダのことを考える機会をつくること。

② あなたと「専門職」、あなたと「地域の誰か」がつながることができる機会をつくること。

でも、病院が「おおもり語らいの駅」でできることはここまで。その先は、ここにいる一人ひとりが行動することを応援するだけ。

そのために、常にそこにある「場」がおおもり語らいの駅なのです。

私たちが目指すのは「地域にとって必要な場所」!

この場でつながり合った人たちが、共感を世代を超えてつなぎ合う。その広がりの先に、この場を本当に必要としている人に届けることにつながる・・・。

この場でつながり合った人たちが、共感を世代を超えてつなぎ合う。その広がりの先に、この場を本当に必要としている人に届けることにつながる・・・。これを目指しています。この場を必要としている人に手を差し伸べることができるのは地域しかない!

私たち牧田総合病院職員が目指すこと、それは!すべての必要な人に、私たち専門職の手が届くまで・・・・。

 

社会医療法人財団 仁医会 牧田総合病院 地域ささえあいセンター センター長
澤登 久雄

TEL 03-6865-6853 受付時間 10:30-16:00[土・日・祝日除く]

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